ノイシュヴァンシュタイン城

Sissy

2009年10月03日 16:40

ヴェニスへ行った時の旅行記が一つだけ残ってました。

途中一泊したオーストリア国境から近いドイツにある、
ノイシュヴァンシュタイン城。

帰り道ということでさっと寄ってきました。



↑はそこで食べたカレーヴルスト。なんと初☆でした。
意外にとても美味しかったぁ。
自分でも家で作りたいと思うほど!

私のものを味見した主人は、
「僕にとってカレーというのはCoCo壱番のカレーだ」と
意味不明なことを言いながら、
パンがとても美味しかったようで、
普通のヴルストを買いにいきました。(笑)
りんごとみかんを比べるようなもので比較にはなりません。

さて、肝心のお城。
ディズニーの眠りの森の美女のお城のモデルとなったほど、
外観は本当に美しい。

駐車場から望遠(私の普通のカメラです)を使って撮るとこういう感じ。



続きは画像が多くなるのでサムネイルにします。
高い崖の上にあるので、
徒歩で登るにはキツイ坂道と判断し、
私たちは馬車で登り、帰りはバスにしました。

ツアー申し込みもバスや馬車に乗るのと同じ近辺でします。
そこからすぐ近くに見えるのがホーエンシュヴァンガウ城。↓



ノイシュヴァンシュタイン城の城主ルートヴィヒ2世の父親が購入、
そしてルートヴィヒ2世のために改築した城。
ルートヴィヒ2世は幼年時代をこの城で過ごしたそうです。

どちらも城内ツアーへの参加が必要で、
それ以外(個人)では入城できません。

ノイシュヴァンシュタイン城へ向かった私たち。
馬車やバスから降りて、
しばらく歩いてやっとお城に辿り着きます。

 

新しくて壁もきれいなので、
他の古城とは違った圧力を感じます。

でもあまりにきれいで、
まるで映画のセットのために作られた印象もあり。(^-^;)

ツアーの開始時間を待つ間には
こんな素晴らしい景色も望めますよ。



見えにくいとは思いますが、
ちょうど中心に見えるのがさっき紹介したホーエンシュヴァンガウ城。
どれだけノイシュヴァンシュタイン城が高い場所に位置するかが
想像出来るでしょう?

私のちゃっちい望遠で、
ノイシュヴァンシュタイン城から
ホーエンシュヴァンガウ城を見るとこういう感じ。



こちらも見学してみたかったけど、
時間がなかったので断念。

城内は撮影禁止なので写真がありませんが、
城主の大好きだった楽劇に出てくる洞くつが再現されてたり、
変わってました。

でも1869年に着工され1886年に未完成のまま工事は中止されたので、
サイズのわりには見る場所はそれほど多くないです。

城主のルートヴィヒ2世が実際この城に住んだのもたったの102日間。

この城だけでもずいぶん浪費しているように感じるのに、
彼はこの城以外にもいくつかの城の建設を始めていたようです。

バイエルン政府の資金ではなかったといはいえ、
王室公債を乱発して借金を積み重ねていたルートヴィヒ2世に
損害賠償を抱えていた政府が危機感を感じて彼を軟禁。

彼は翌日湖畔を散歩中に謎の死を遂げたそうです。
それが城の建設工事中止へと繋がります。

で、一番城が美しく見えるというマリエン橋へ行ってみると・・・



未だに改修中でこの通り

いつになったら終るのでしょう。
終った時には、
ここからの景色を撮るためだけに来れたらいいねと。

あくまでも、この辺りへ来ることがあればということですが。(^^)ゞ




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