高い崖の上にあるので、
徒歩で登るにはキツイ坂道と判断し、
私たちは馬車で登り、帰りはバスにしました。
ツアー申し込みもバスや馬車に乗るのと同じ近辺でします。
そこからすぐ近くに見えるのがホーエンシュヴァンガウ城。↓
ノイシュヴァンシュタイン城の城主ルートヴィヒ2世の父親が購入、
そしてルートヴィヒ2世のために改築した城。
ルートヴィヒ2世は幼年時代をこの城で過ごしたそうです。
どちらも城内ツアーへの参加が必要で、
それ以外(個人)では入城できません。
ノイシュヴァンシュタイン城へ向かった私たち。
馬車やバスから降りて、
しばらく歩いてやっとお城に辿り着きます。
新しくて壁もきれいなので、
他の古城とは違った圧力を感じます。
でもあまりにきれいで、
まるで映画のセットのために作られた印象もあり。(^-^;)
ツアーの開始時間を待つ間には
こんな素晴らしい景色も望めますよ。
見えにくいとは思いますが、
ちょうど中心に見えるのがさっき紹介したホーエンシュヴァンガウ城。
どれだけノイシュヴァンシュタイン城が高い場所に位置するかが
想像出来るでしょう?
私のちゃっちい望遠で、
ノイシュヴァンシュタイン城から
ホーエンシュヴァンガウ城を見るとこういう感じ。
こちらも見学してみたかったけど、
時間がなかったので断念。
城内は撮影禁止なので写真がありませんが、
城主の大好きだった楽劇に出てくる洞くつが再現されてたり、
変わってました。
でも1869年に着工され1886年に未完成のまま工事は中止されたので、
サイズのわりには見る場所はそれほど多くないです。
城主のルートヴィヒ2世が実際この城に住んだのもたったの102日間。
この城だけでもずいぶん浪費しているように感じるのに、
彼はこの城以外にもいくつかの城の建設を始めていたようです。
バイエルン政府の資金ではなかったといはいえ、
王室公債を乱発して借金を積み重ねていたルートヴィヒ2世に
損害賠償を抱えていた政府が危機感を感じて彼を軟禁。
彼は翌日湖畔を散歩中に謎の死を遂げたそうです。
それが城の建設工事中止へと繋がります。
で、一番城が美しく見えるというマリエン橋へ行ってみると・・・
未だに改修中でこの通り
いつになったら終るのでしょう。
終った時には、
ここからの景色を撮るためだけに来れたらいいねと。
あくまでも、この辺りへ来ることがあればということですが。(^^)ゞ